NHKBSプレミアムで放送中の「岩合光昭の世界ネコ歩き」にハマっています。
猫のかわいさはもちろんですが、猫の生態を見て「人と似ているな」と思わされることもあり、なかなか面白い番組です。
世界ネコ歩きとは?
NHKBSプレミアムで放送中のテレビ番組です。
動物写真家の岩合光昭さんが世界各地を回り、現地の猫の様子を届けてくれます。
猫のかわいい映像だけでなく猫に関する豆知識を紹介してくれたりもするので、なかなかためになります。
日本一猫視聴率が高い番組としても有名(?)です。
ネコ視聴率ナンバーワン!?「岩合光昭の世界ネコ歩き」を観る猫たち(外部サイト)
猫にもいろいろな性格の猫がいる
対人恐怖症、とまでは言いませんが、猫にも人や他の動物、未知の体験等を怖いと感じる猫、そうでない猫といるようです。
兄弟でも全然違うので、見ていて面白いです。
「結局あの子は最後まで触らせてくれませんでした」
モロッコ放送回より。
子猫の兄弟に出会ったとき、1匹は岩合さんが呼んだらすぐ寄ってきたのに対し、もう一匹は警戒したまま全然寄ってきませんでした。
(たいていは岩合さんが「いい子だねー」と呼びかけると寄ってくるのですが)
当たり前ですが猫にも個人差があるんですね。
降りるのに30分
ベルギー放送回より。
テーブルの上にいた母猫が子猫の成長のために自らテーブルを降りて、子猫たちに自力でテーブルから降りるよう促します。
最初は怖がっていた子猫たちも1匹1匹と降りていくのですが、1匹だけどうしても降りられない子がいます。
「お母さんのところに行きたい」
その一心でがんばるのですがどうしてもだめそう。
結局最後は落ちるような形で地面に到達。
降りる(落ちる)まで30分かかったそうです。
近づける猫と近づけない猫の違い
最近見た中で一番興味深かった話です。
岩合さんが猫を撮影するとき、この猫は近づいても大丈夫かどうか、どうやって判断しているのか教えてくれました(どの放送回かは忘れてしまいました)。
「この猫は近づいても大丈夫ですね。ほら、(近づいてくる)私のこと見ていないでしょう。」
なるほど!
これも人と同じだな、と思いました。
対人恐怖症・視線恐怖症の人は周囲の人を”自分に危害を加える(かもしれない)人”として強く意識してしまいがちです。
猫の場合は物理的に傷つけられることを危惧しているので全く一緒ではありませんが、やはり人に通ずるものがあると強く感じました。
猫好きの方はぜひ!
そもそも私は猫好きでもなんでもなかったのですが、猫好きな妻の影響で番組を見始めてからどんどん猫が好きになっていきました。
今回いろいろと感じたことを話しましたが、基本的には理屈抜きで見ることができる、ただただ心が癒される番組です。
興味が湧いた方はぜひ見てみてください。
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